2014年12月7日日曜日

医学英語検定試験(医英検)

 私たち理学療法士は、国家試験を受けるために指定された科目を指定された時間受けて、実習を受けなければなりません。医学英語は必修科目の一つです(多分)。しかし、いろいろな学校の卒業生に「医学英語でどんなことを学んだ?」って聞いても、中学生レベルの「What's your name?」からやっていたり、担当講師の自慢話で終始したり、そもそも記憶に残っていなかったり・・・。
 そのような話を聞いていると、自分ならもっときちんと医学英語を学生に教えられるのに、と思ってしまいます。けど、医学英語の能力を証明するものが今はないので、いろいろ調べてみると医学英語検定(医英検)というものがあるそうです。検定としての価値や評判はネットで調べるといろいろ出てきますが、来年3級を受けてみようと思います。(本当は2級から受けたいのですが、3級合格が受験資格のようなので。)
 他には、TESOL(Teachers of English to Speakers of Other Languages)のESP(English for Specific/Special Purpose)のコースで英語の教え方、医学英語の教え方を学び、修了書を得る、というのも英語教育能力を証明する一つの手かもしれません。
 具体的にどんな医学英語の講義をしたいかと言うと、①専門用語やその成り立ち(接頭語・接尾語など)や②日常的に遭遇する略語など、③使い方に注意が必要な用語の解説、④和製医学英語への注意喚起、⑤理学療法士が日常的に患者と行う会話の英語表現、⑥書き言葉と話し言葉の違い、⑦英語での論文の書き方、などを教えたいと思っています。
 いつか、医学英語を教えられる日が来たらいいなぁ、と思います。