2018年6月23日土曜日

【WCPT News】2018/6/20 理学療法士によるグアテマラ支援

エクアドル理学療法協会の会員が、グアテマラで起きた火山噴火に対する人道的支援チームに加わり、理学療法の提供をしています。火山噴火により100人以上の死者と300人以上の負傷者が出ました。

エクアドル理学療法協会(SEF)の会長Daniel Wappenstein氏によると、2016年にコロンビアで起きた地震と土砂崩れでの支援経験が、今回の迅速な対応に繋がったとのことです。

Daniel会長は「 我々は地元スタッフと協力して火山灰により引き起こされる呼吸器障害に対して治療を行うことになっています。主に乳児や子供、高齢者が対象です。自然災害により多くの被害を残した国の人々へ、我々のチームは思いやりや包容力、責任感を持ってサポートに当たっています。」

理学療法士のDaniel Camino氏は人助けの気持ちが、この援助チームを結成させる大きな理由であり、理学療法が国内外で発展していくための要である、と述べています。「理学療法士は援助・支援を行うプロフェッショナルです。今後も立ちはだかる困難に対応し続けなければいけません」と語っています。

チームはエクアドルからの3人、コロンビアからの1人の理学療法士で構成されており、人道的支援モデルに基づいてSEFが組織しています。過去には22のエクアドルチームや1つのコロンビアチームを結成しています。このモデルはチリやペルーの災害時にも人道的支援に用いられました。
 
This story first appeared on REDACCIÓN MÉDICA, credit Jonathan Veletanga
Photo credit: Sociedad Ecuatoriana de Fisioterapia

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