2020年2月1日土曜日

【紹介】Early Rehabilitation in Conflicts and Disasters

Humanity and Inclusion(以下HI)がこの度、紛争や災害時の早期リハビリテーションについて特設ページを開設するとともに、新たなハンドブックを公開しました。下記のリンクからご覧いただけます。

Early Rehabilitation in Conflicts and Disasters特設ページ
https://hi.org/en/early-rehabilitation-in-conflicts-and-disasters?fbclid=IwAR1JaHz7c8d7SbPvQVtyBdfZ9UdXETVMHarl43FgEBcPZdKVa3JYjE6hp2E

紛争や災害が起こった際には、外傷患者が急増し、急性期治療に加えて早期リハビリテーションのニーズが非常に高まります。しかし、紛争や災害を経験した国の多くのリハビリテーション専門職は、それに対応するスキルを完璧に備えているわけではありません。

HIは国際赤十字委員会ICRCや国境なき医師団フランス、CBM、Livability、世界保健機関WHOと協力して、世界初の教育パッケージを作成しました。その一つにハンドブックがあり、切断・骨折・末梢神経損傷・脊髄損傷・脳損傷・熱傷の6領域において、写真やエビデンスとともに解説されています。

ハンドブック
https://hi.org/sn_uploads/document/36199-Humanity--Inclusion-Clinical-Handbook-web_1.pdf

また、今後、ユーチューブにて教育用の動画が公開される予定です。私はチャンネル登録をし、動画が投稿されたら通知がくるように設定しました。

YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/EarlyRehabilitationinConflictsandDisasters

さらに、2020年5月にMOOC(大規模公開オンライン講義)で上記ハンドブックや動画をもとにしたEラーニングが可能となる予定だそうです。DisasterReadyのサイトで開始されます。

HIはその名称がHandicap Internationalと言っていた時代から障害者支援に力を入れていました。現在も災害・紛争時のリハビリテーションにおいてはリーダー的活動をされています。今後もHIの活動にアンテナを立てて、日本も共に進んでいけるように、私も努力します。

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