2010年11月28日日曜日

【書籍】世界を救う7人の日本人

 先月(10月)に出たばかりの本ですが、読書スピードが非常に遅い私でもサクサク読み進めることができました。サブタイトルに「国際貢献の教科書」と書かれています。その名の通り、国際協力をするためのノウハウが各分野ごとに実際例とともに解説されていますから、非常に勉強になります。
 7つの問題:「水の問題」「復興支援の問題」「命の問題」「食料の問題」「教育の問題」「経済の問題」「国際協力の問題」、について対話形式で書かれています。対話というのは、著者池上彰氏と、7つの問題に携わっている専門家7人との対話です。JICAの理事長緒方貞子氏や、JICA専門家、医師、大学教授などをされている方々です。
 この本の中で、「日本の国際協力の特徴」、という話がよく出てきます。①仕組みづくりが得意、②人づくりが得意、③現場主義、④小さな世界レベルのモデルがある、という事です。欧米とは少し国際協力のやり方、考え方が違う、という事を初めて知ることができました。

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