青年海外協力隊に合格すると、対象者に「技術補完研修」または「自己学習」または「資格取得」のどれかが課されることがあります。2次試験の時に、会場に職種別で技術補完研修の有無とその期間が書かれた紙が掲示されているので、それを確認することになります。理学療法士の場合は、小児に関する研修を2ヶ月程度、と書かれていたと記憶しています。しかし、実際には技術補完研修はなく、自己学習をするように、と通知がありました。
自己学習とは、私の場合、期限までに与えられた課題に対してレポートを書き、青年海外協力協会に送る、というものです。私は、面接時、「小児の経験は学生時代の実習でしかありません」と断言しましたので、小児に関する課題を与えられました。(私だけでなく、他の合格者も同じなのだろうか?)その課題とは次の3つ、
1、脳性麻痺児の姿勢および運動の評価について
2、脳性麻痺児等障害児の家庭療育、特に、坐位保持装置や遊具などについて
3、障害児の家族、特に、母親の心理や専門家の関わり方について
です。
現在、World Economic Forumがスイスで行われています(通称ダボス会議)。JICAの緒方貞子理事長も出席し、パネルディスカッションなどに参加されています。世界経済フォーラムという名ですが、経済に関することだけでなく、慢性疾患の予防、母親の健康や教育と乳幼児の死亡率との関係などの保健・医療に関することや、地震にいかに備えるかといった危機管理の話や、国際協力のあり方など、さまざまな分野の話題がでてきております。このフォーラムの模様はYouTubeで見ることができます。
何かレポートを書くためのヒントがあれば、と思い見ていましたが、特に今回の課題と関連するものはなさそうでした。母親の健康と教育について熱く語られていたので、レポートのどこかで使えそうなら書いてみようと思います。
ちなみに写真は、65日間ある派遣前訓練が行われる長野県の駒ヶ根近くのサービスエリアで見つけたものです。「駒ヶ根名物ソースカツ丼」とりあえず食べておきました!
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