2011年5月28日土曜日

派遣前訓練クライマックス~語学交流会~

海は誰に聞いても、凄くキレイだそうです。

 派遣前訓練が始まって53日目になりました。残すところ後12日。2週間を切りました。来週いっぱいは8:45~14:50まで毎日語学の授業があり、それが終わると語学の最終試験です。もう派遣前訓練も最終章に入っているのです。
 その最終章での大きなイベントの一つに「語学交流会」というものがあります。日本に来ている海外からの人(研修生や留学生など)を招いて、これまで学んできた語学を使いもてなすというものです。各クラスに1~2名のゲストが入り、クラス毎に内容を考えます。私のクラスには、ドミニカ共和国の女性の方と、メキシコの男性の方が来られました。
 二人ともとても気さくで、たくさん話してくれました。私たちにも分かりやすいように、ゆっくり、こちらのペースに合わせてくれていたのが分かります。ドミニカ共和国は私の任国ですので、たくさん質問させてもらい、ドミニカ共和国がより一層近く感じることができました。またドミニカ共和国で会う約束をし、FACEBOOKでも友達になり、派遣がますます楽しみになってきました。
 それにしても、入所したときは、スペイン語で何かイベントを行うなんて考えられなかったですが、なんやかんやで皆、いろいろな事を話していました。ちゃんと勉強してきたんだなぁ、と実感できたとともに、語学の先生にも感謝です。基礎をしっかり叩き込んで、後は現地で実際にスペイン語を使いながら話せるようになる、という方針で、文法をきちんと系統立てて教えてくれています。訓練中に話せるようになるのはもちろん不可能です。語彙が圧倒的に不足しています。しかし、文法の知識はつけることができます。忘れてもノートを見ればわかるように、ノートもきちんと作っています。夜は、最近、ノートの肉付け作業をしています。よく出る不規則動詞の活用を書いたり、似ている動詞の活用を並べて書いたりして、後で使えるものになるように頑張っています。
 今日の語学交流会でも、先日あったドミニカ共和国のJICA事務所とのテレビ電話でもそうですが、スペイン語が話せるようになると、どれだけ楽しいだろうか、と思います。語学を勉強する醍醐味は、自分の気持ちが相手に伝わったときの喜びです。楽しみながら語学を習得できるように、今はあともう少し訓練所で必死に基礎を学ぼうと思います。

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