派遣されて、もう(? やっと?)1年が経ちました。左コラムにあるカウントダウン時計も「あと365日」と表示しています。同期のみんなも元気にやっているでしょうか? FACEBOOKやSKYPE、メールなどでみなの様子を知れますが、それでも全員を把握することはできません。平成23年度1次隊が、みな無事に任期を全うし、達成感で満ちた素晴らしい顔で再開できることを願います。
さて、私の方は、1年経ち、やっと技術移転が軌道に乗ってきたかな、という段階に来ました。これまでは、知識や技術を「押し付けている」感がありましたが、最近は「学びたい」という人が集まってきてくれるようになりました。やりがいが出てきて、毎日が楽しみに思えるようになってきました。
「押し付け」指導を行っているときは、「こんなことやって意味があるのか?」や「なんやその態度は!」と日々感じていましたので、ストレスも大きかったです。しかし、そんな時でも、周りからは「頑張ってね」と言われるので、更に辛い時期もありました。一時期体調を崩したのも、ストレスが一つの原因だったんだろう、と思います。
残り1年で、できるだけ多くの理学療法士に技術移転を行いたいと思います。また、今後派遣されてくる理学療法士や作業療法士、義肢装具士などとも協力して、いろいろなことをやりたいと考えています。そして、この国の理学療法がより良いものになるための援助の仕方を再考したいと思っています。けど、その間に一度、日本に戻ろうと計画しています。心と体のリフレッシュと、理学療法士としての知識と技術のリフレッシュを兼ねた一時帰国にしようと思います。チケットはもう取ってしまいましたので、大変な時も「これを乗り越えたら日本だ」と思いながら活動することにします。航空券は往復で12万6千円と比較的手頃なのが手に入りました。
さあ、もうひと踏ん張り!
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