参加者はこれから行われる最高の学会に向けて準備を進めていることでしょう。この記事では学会からより多くのものを得て、想像力溢れる、やる気に満ちた状態で臨床に戻れるように、いくつかのヒントを示します。
1、学会アプリを使いましょう
ケープタウンに到着するまでには学会アプリをダウンロードしておきましょう。このアプリには学会でのスケジュールを決めるために必要なものが全て入っています。参加したいセッションや話をしたい演者の予定を登録しましょう。
展示にはどのようなものがあるか、フロアでどのような催しがあるか確認し、行動計画を立てましょう。もしスマートフォンが使えなければiPlannerを使ってスケジュールを立てられます。iPlannerから学会アプリにスケジュールを転送することもできます。
2、どこに何があるか把握しましょう
ケープタウン国際カンファレンスセンターに着いたら、時間を節約するために、会場のどこで何があるか確認しておきましょう。案内表示もありますが事前に調べておくといいでしょう。
3、学会ボランティアに尋ねましょう
学会スタッフはボランティアで構成されており皆さんのお手伝いをします。遠慮なく声をかけて下さい。通訳ボランティアは対応可能言語が書かれたバッジを付けています。道案内から行動計画を立てるお手伝いまで、何でもします。
ボランティアが着ているTシャツの背中側にメッセージが書かれていますので、それについても尋ねて下さい。この学会が各国の人々を健康に維持するために、どのようなサポートをしているか分かるでしょう。
4、仲間作りをしましょう
過去に学会参加経験のある方もたくさんいますが、6割の人は初参加です。経験者は是非、初めての参加者を助けてあげて下さい。非常に密なプログラムの中、どのように動けばいいかを教えてあげたり、あなたの仲間を紹介してあげたりして下さい。もし受付で行列ができていたら、並んでいる間にネットワーク作りをしましょう。
5、展示ホール内をくまなく散策しましょう
展示ホールでは最新の機器について情報を得たり、企業ワークショップに参加してみましょう。またアート作品やポスター、ポスターウォーク、indabaもあります。新たな試みとなるindabaセッションは絶対に参加するべきでしょう。
6、様々な意見を取り入れましょう
学会では様々な技術が取り扱われます。自分の経験からは考えつかないようなアイディアに出会い、世界の理学療法水準を高めてくれるでしょう。皆さんの専門分野に関わらず、いろいろな分野のセッションやセミナーに参加しましょう。
参加したかったセッションが満席の場合にも、他にたくさんのセッションが同時に行われています。予定なく入ったセッションがあなたにとって最良のものになるかもしれません。多くの発表は学会終了後、オンラインで見ることができますので、当日参加できなかったセッションの情報も得られます。
7、ネットワーク作りから多くのものを得ましょう
もし学会で会ってみたい人がいるなら事前にその計画を立てましょう。なぜ会いたいのか、会ってどのような事を知りたいのかなどを考えておきましょう。しかし、偶然の出会いや、新たな繋がりに秘めた可能性にも心をオープンにしておきましょう。
あなた自身のこと、なぜ学会に参加したのかなどを話しましょう。そして周りの人がどのようなことに興味があるのか聞き出しましょう。名刺を忘れずに準備して、名刺交換をしたり、携帯電話に登録しましょう。100以上の国から参加者が集まります。何人の人と知り合いになれるか楽しみにしましょう。そして、学会終了後はすぐ、忘れずに連絡を取り合い、繋がりを発展させていきましょう。
8、ソーシャルメディアを活用しましょう
ソーシャルメディアを活用し、学会参加者や参加できなかった人と繋がりを得ることは非常に良いことです。ツイッターやFACEBOOKの学会ページでのやり取りも活発になっていますので、これらを活用し様々なことを共有しましょう。学会のハッシュタグは#WCPT2017です。ツイッターやLinkedInのプロフィールを最新にしておくことをお勧めします。最近の自分自身の写真を載せておけば、会場であなたを見つけてもらえるでしょう。
9、持参したほうが良いもの
スマートフォンやタブレットを多用する場合、充電機や予備バッテリーを持っていかないといけないでしょう。
10、積極的に楽しもう!
歩きやすい靴を用意しましょう。会場内を歩きまわるので、セッションに参加する際に座って休んだ分の運動はできるでしょう。理学療法士は活動的でいることの重要性を知っています。
ヘルシーリビングゾーンやコンペ、運動セッションなどに参加したり、途中ストレッチの時間を取ったりしながら、WCPT2017学術集会を楽しんでください!
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