盛大なドラムセッションが開会を告げ、賑やかなその土地のダンスが閉会を飾りました。ケープタウンで行われたWCPT2017学術大会では終わりに近づくに従い、みな専門家としての誇りを高めていきました。
「皆さん素晴らしい! この学術大会を盛り上げてくださいました」とWCPT会長の Emma Stokesは閉会式で述べました。
「最も重要なことは、生涯の友をここで得たことです。2年後、10年後、さらには20年後もその先も、このように集まることができるでしょう。そうする中で私たちは成長していくと確信しています。
初めてアフリカで行われたこの学術大会に関して、南アフリカ理学療法協会の Ina Diener会長は、準備に多くの時間を割き無事本番を成功させることができ、大変満足していると述べています。「素晴らしい経験でした。非常に価値のある時間でした」と言っています。
WCPTのCEO、Jonathon Krugerは「母なる大地で愛の手の中開催された」とこの学術大会について表現しています。3日間渡り、実りある体験を届けることができました。
また、健康的なライフスタイルを提案し、慢性疾患を予防・改善する活動をしている WesternCape on Wellness(WoW)を支援するための遺産を南アフリカに残しました。
閉会式では、BrainBreakエクササイズを行う3つの小学校に賞が贈られました。Ina Dina会長はスポーツシューズを貧しくて買えない人に配布し健康的な生活をしてもらう活動をしているShoes2Moveプロジェクトに13000ランドをプレゼントしました。
これらの活動団体のダンスクラスが閉会式で、1000人以上の理学療法士を巻き込んで「ビッグWoWダンス」をしました。このダンスで運動を促すよう、WoWの代表者が舞台でリードしました。
口述およびポスター発表で秀でた者にも閉会式で賞が贈られました。口述発表での受賞したのはカナダのMaxi Miciakの「理学療法研究がもたらす変化」と、オーストラリアのWendy Bowerの「タンゴからの新発想、夜間多尿症の原因検索の新手法」でした。
ポスター発表では、カナダのIsabele Demersの「発達協調障害の子供への身体活動指導における推奨方法の展望的レビュー」と、スウェーデンのElizabeth Westerdahlの「肺がん術後のハイリスク患者に対する吸息筋トレーニング」が授賞しました。
次回のWCPT学術大会は2019年、スイスのジュネーブで開催されます。
「私たちはまた次の学術大会で会えると確信しています。なぜなら、そうすれば私たちは成長できるからです。」とEmma Stokesは述べました。
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