任地となる病院の担当者から活動計画をいただきました。関心のあるテーマ、短期目標、長期目標、目標達成のための方法などが書かれています。ワクワクしながら翻訳してみました。
関心のあるテーマには
急性期患者の扱い
神経促通法
伸長運動
装具使用患者の扱い
軟部組織技術
歩行の評価
が挙げられていました。軟部組織技術とは何なのか分かりませんが、私が無知なだけなのでしょうか?後、神経促通法とは日本でも一部(多く?)で行われているPNFのことなのでしょうか?書類にはたくさん書かれていたので、具体的なものかと思ったのですが、訳してみると案外、漠然とした関心のように思います。
短期目標には
解剖学の基礎知識を得る
可動域測定
筋の評価
が挙げられていました。訳せば訳す程、なんだか話があっちへ行ったり、そっちへ行ったり、まとまりがないことが分かります。何から手を付けていいのか、私はこれをみてイメージが湧きませんし、おそらく向こうも同じでしょう。
また別の欄には、新たな治療手技の獲得、技術・知識の向上が書かれていました。
今日いただいた計画書は文章能力の問題なのか、知識の混乱なのか、その両方なのか。よく分かりませんが、問題点を見つけて、その問題に対してどういう技術を適応するのか、禁忌は何なのか、全体を統合と解釈しながら理学療法を行うことは難しいということが、この計画書から分かった気がします。
ちなみに急性期からPTが患者に関わることは、患者教育にはいいと思います。間違ったことを患者に吹き込むPTがいるのは日本でも問題の一つですが・・・。ただ、患者に触るには、患者に害を与えないことが条件です。日本でも下手な暴力的な関節可動域運動で患者を骨折させた事故が何例もあります。はたしてこの国で急性期からPTが患者と関わってメリットがあるのか?何もしない方がいいことの方がPTの範疇では多いことを認識しないといけません。
まずは基礎知識から入り、運動療法と評価法、装具療法、と進めていこうかと思いますが、任地に行ったらよく話し合わなければなりません。10年以上ボランティアが派遣されていて、いまだにこのレベルか!、とカリカリするのではなく、まぁこんなもんだ、と割り切ってスタートを切ろうと思います。任地で働くことが楽しみであることには変わりありません。
青年海外協力隊(2011年~2013年、ドミニカ共和国)、国際緊急援助隊(2019年4月、モザンビーク)で理学療法士として活動しました。 一理学療法士が世界を舞台にできることとは何か?備えておく知識・技術は何か?青年海外協力隊のその後、緊急医療援助などを堅苦しく綴っています。 このブログを通して、同じ志を持つ人々、この道に進もうと考えている人々などと情報交換できればと考えています。よろしくお願いします。 また、世界理学療法連盟から配信されるニュースの翻訳も、当ブログで取り上げています。是非、ごらん下さい。
理学療法士→青年海外協力隊→日本で臨床をしながら緊急援助について学ぶ(現在)→大学院?→国際協力をライフワークに
2011年3月11日より発生しました東日本大震災において、犠牲になられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。 また被災された方々に対しましては、お見舞い申し上げるとともに、一日でも早くの復興を応援・支援させていただきます。
2016年4月16日より発生しております熊本地震において、亡くなられた方に心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
<祝>祝>当ブログの読者Y.Kさんが青年海外協力隊(24-1 モンゴル)に合格した、という非常に嬉しい知らせを受けました。おめでとうございます。
<祝>祝>当ブログの読者で青年海外協力隊を目指すMIDORIさんが理学療法士国家試験に合格した、というおめでたい知らせを受けました。もう同じ臨床家です。お互い頑張りましょう。
<祝>祝>当ブログの読者KENJIさんが青年海外協力隊(25-2 タイ)に合格した、というまたまた嬉しい知らせを受けました。おめでとうございます。
<祝>祝>募集説明会で体験談をお話させて頂いた方2名も青年海外協力隊(モザンビーク、ベトナム)に合格したと再会時に報告がありました。おめでとうございます。
<祝>祝>2013年JOCVリハネットセミナーで私の活動報告を聞いてくださったA.Kさんも青年海外協力隊に合格されました。おめでとうございます。
<祝>祝>国際緊急援助隊に当ブログを見て興味を持って頂いたOTさん、青年海外協力隊説明会でお会いしていたOTさん、フェイスブックで私を見つけて質問して頂いたPTさんが仲間入りしました。みなさん青年海外協力隊経験者でした。
青年海外協力隊 体験談&説明会
*当ブログの作者(ドミニカ共和国、理学療法士)は今回の春募集では体験談を話に行くことができませんが、興味をお持ちの方はぜひお越しください。私に質問がある場合は、関連する記事のコメント欄に質問いただければ、回答いたします。
国際緊急援助隊(JDR)医療チームへの参加に関心のある方へ
*JDR医療チームはWHO EMT InitiativeのType2認証を受けており、リハビリテーションの提供が求められるチームとなっています。理学療法士・作業療法士で関心のある方、仲間が増えるとうれしく思います。
ついに活動開始ですね~。
返信削除どうぞご検討ください!
しかし地球の裏側なのに、距離感を感じませんね。
スペイン語を勉強中の方から、
imre imras imra imuramos imurais imuran ・・・
動詞活用の原形はimrar
意味は「神出鬼没する」
とのご指摘をいただきました。
本当でしょうか?
スーパーImre
スーパーImreさん
返信削除imrarという単語、私が持っている辞書には載っていませんでした。本当かどうか、明日、語学学校で聞いてみます。
来週の今頃には任地に行っています。いよいよです。向こうでのステイ先ではインターネットができるか分かりませんが、必ずどこかでできるはずなので、また報告します。
肩はゴッドハンドで一気に好転しました。詳しくはブログ参照です。ふぅー。まだまだ本調子ではないけど、なんとか激痛はひいたのでほっとしています。施術方法も書いたけどあんまり参考にはならないよね。
返信削除katabira no tsujiさん
返信削除痛みが取れてよかったです。無理をせず、ゆっくり治して下さい。施術法、やはり専門ではないので分かりませんでした。こっちでも「鍼はできるのか?」と聞かれますが「分野が違う」と答えています。