先日(2014.6.24.)にWHO神戸センター(以下、WKC)で「高齢者のためのイノベーション ~加齢に伴う虚弱や障害に対処するために~」というフォーラムに参加してきました。WKCフォーラムは年3回、様々なテーマで開催されており、今回、私は初めて参加しました。学生や医療職、WHO関係者、一般市民など、幅広い参加者がいました。
講演内容は福祉用具、とりわけ義肢装具に関する、サービスシステムの構築や切断者のリハビリテーション、義肢装具士資格の歴史、義肢装具士教育の今後の課題についてでした。当ブログの趣旨とは異なりますので、講演内容の詳細はここでは報告いたしません。
講演者の一人、WHO本部からのテクニカルオフィサーChapal Khasnabis氏の話が聞ける、ということが今回の私の参加の理由でした。Mr. Khasnabisは6月18~21日に横浜で行われた第16回世界作業療法士連盟大会でのワークショップや、6月25~27日に兵庫で行われる国際義肢装具教育者会議にも出席するなど、多忙な方です。
時間も短く、また内容も義肢装具の話がメインだったので、もっともっといろいろな話を聞きたいな、と思いました。というのも、Mr. KhasnabisはWHOで地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)の普及やそのガイドラインの作成、地域に根ざした包括的な開発(CBID)という新たな概念の構築に尽力された方なのです。
私自身、CBRやCBIDについて知識も経験もほとんどありません。これに関して学ぶことができたらいいなぁ、と思って参加しました。ほとんど話はなかったのですが、その中からも学んだのは「CBRの目的がCBID」という事です。専門職が主導で地域づくりしても失敗する、地域にリーダーを見つけてそのリーダーを中心に地域づくりをすることが大切だという話がありました。しかし、このような話はCBR・CBIDのほんの入り口にすぎません。自分でもっと勉強しつつ、また学ぶ機会を探していこうと思います。
青年海外協力隊(2011年~2013年、ドミニカ共和国)、国際緊急援助隊(2019年4月、モザンビーク)で理学療法士として活動しました。 一理学療法士が世界を舞台にできることとは何か?備えておく知識・技術は何か?青年海外協力隊のその後、緊急医療援助などを堅苦しく綴っています。 このブログを通して、同じ志を持つ人々、この道に進もうと考えている人々などと情報交換できればと考えています。よろしくお願いします。 また、世界理学療法連盟から配信されるニュースの翻訳も、当ブログで取り上げています。是非、ごらん下さい。
理学療法士→青年海外協力隊→日本で臨床をしながら緊急援助について学ぶ(現在)→大学院?→国際協力をライフワークに
2011年3月11日より発生しました東日本大震災において、犠牲になられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。 また被災された方々に対しましては、お見舞い申し上げるとともに、一日でも早くの復興を応援・支援させていただきます。
2016年4月16日より発生しております熊本地震において、亡くなられた方に心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
<祝>祝>当ブログの読者Y.Kさんが青年海外協力隊(24-1 モンゴル)に合格した、という非常に嬉しい知らせを受けました。おめでとうございます。
<祝>祝>当ブログの読者で青年海外協力隊を目指すMIDORIさんが理学療法士国家試験に合格した、というおめでたい知らせを受けました。もう同じ臨床家です。お互い頑張りましょう。
<祝>祝>当ブログの読者KENJIさんが青年海外協力隊(25-2 タイ)に合格した、というまたまた嬉しい知らせを受けました。おめでとうございます。
<祝>祝>募集説明会で体験談をお話させて頂いた方2名も青年海外協力隊(モザンビーク、ベトナム)に合格したと再会時に報告がありました。おめでとうございます。
<祝>祝>2013年JOCVリハネットセミナーで私の活動報告を聞いてくださったA.Kさんも青年海外協力隊に合格されました。おめでとうございます。
<祝>祝>国際緊急援助隊に当ブログを見て興味を持って頂いたOTさん、青年海外協力隊説明会でお会いしていたOTさん、フェイスブックで私を見つけて質問して頂いたPTさんが仲間入りしました。みなさん青年海外協力隊経験者でした。
青年海外協力隊 体験談&説明会
*当ブログの作者(ドミニカ共和国、理学療法士)は今回の春募集では体験談を話に行くことができませんが、興味をお持ちの方はぜひお越しください。私に質問がある場合は、関連する記事のコメント欄に質問いただければ、回答いたします。
国際緊急援助隊(JDR)医療チームへの参加に関心のある方へ
*JDR医療チームはWHO EMT InitiativeのType2認証を受けており、リハビリテーションの提供が求められるチームとなっています。理学療法士・作業療法士で関心のある方、仲間が増えるとうれしく思います。