人道支援には、自然災害(地震、洪水、暴風、干ばつ、火山噴火、感染症流行など)や人的災害(紛争、テロ、爆発、化学汚染など)、また難民支援など幅広い分野があります。
近い例から大きなものを取り上げると、モーリシャスの油流出による海洋汚染、レバノンの大爆発事故、サモアの麻疹流行、モザンビークのサイクロン、メキシコの地震などがあります。
一言に「人道支援をやりたい」と言っても分野が広すぎて、勉強は大変です。日本のやり方と他国のやり方では相違点も多く、幅広く学ぼうと思うと英語が必要になります。
ここでは、人道支援について学べるコースやサイトをまとめています。いいものを見つけたら随時更新していこうと思います。
①
災害•紛争•リハ
Rehabilitation Treatment Planning for Common Conflict and Emergency Related InjuriesDisasterReady.orgのオンラインコースで、内容はHumanity and Inclusion(HI)のサイトに飛びます。骨折、切断、脳障害の章があります。
②
災害・紛争・リハ
HIが作成したハンドブック「Early Rehabilitation in Conflicts and Disasters」を基に作成されたオンラインコースです。①と同様、DisasterReady.orgで展開されているコースです。
③
災害•リハ
履修証明プログラム『災害医療ロジスティクス専門家コース』では、災害時の活動の礎になるロジスティックスを幅広く学び、その上で受講者の専門性に合わせた内容を学べます。理学療法士なら災害時の生活不活発病をテーマにリハビリテーション関連の講座を受ける事ができます。履修期間は2年です。私は2020年10月より履修生となりました。
④
難民•リハ
2021年1月よりオンラインコースが開始となりました。現在は受講者は限定されており、今の受講者からのフィードバックを受けて、改良した上で一般公開されるようです。私も受講生として入ることができました。難民に関する知識や、理学療法士が難民支援においてできることなどが学べるようになっています。
⑤
災害•リハ
世界作業療法士連盟(WFOT)の作業療法士向けのオンラインコースです。このコースは有料になっています。受講レポートを当ブログで取り上げていますのでご参照下さい。→https://lily-international-cooperation.blogspot.com/2020/03/wfot-disaster-management-for.html?m=1
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